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2026.09.10 コラム

任意整理で「将来利息」はどこまで止まるのか ― 当事務所の実データで見る

「借金は、どれくらい減りますか」― 債務整理のご相談で、いちばん多くいただくお尋ねです。ただ、任意整理でまず狙うのは元本の減額ではありません。これから先に発生する利息(将来利息)を止めることです。ここが止まると、お支払いいただいたお金がそのまま元本に充たるようになり、返済の終わりが見えてきます。

将来利息とは「これから先に付く利息」のこと

カードローンやキャッシングには、残高に対して年15〜18%程度の利息が付くのが一般的です。返済を続けていても毎月のお支払いの相当分が利息に消え、元本がなかなか減らない ― という状態は、ここから生まれます。任意整理は、債権者と直接交渉し、和解した日から先の利息を付けない形での分割払いに組み替える手続きです。

実際、どこまで止まっているのか

当事務所で 2025年8月〜2026年8月 に成立した和解 1,471件 を集計しました。

将来利息が0になった割合 ― 77.8%
和解した債権のうち、和解後に発生する利息がゼロになったものの割合です(1,471件中)。

0にならなかった場合の年率 ― 中央値 年7%
利息が残ったケースでも、9割以上は年10%以下に収まりました。契約時の年15〜18%と比べると、負担は大きく下がります。

分割回数 ― 中央値 50回
1社あたり月々のお支払いは中央値で 9,000円(2回目以降)です。

受任通知の発送から和解成立まで ― 中央値 110日
およそ3.6か月です。この間、債権者からの督促は原則として止まっています。

ただし、元本そのものが減るわけではありません

ここは正直にお伝えします。任意整理で減るのは主に将来利息であって、お借りになった元本が減るわけではありません。すでに滞納が続いている場合は遅延損害金が上乗せされており、和解の総額が当初の借入残高を上回ることもあります。当事務所が「借金が○%減ります」というご案内をしないのは、実際のデータがそうなっていないためです。元本そのものを圧縮する必要がある場合は、個人再生や自己破産を含めて検討します。

結果は、債権者と個別の事情によって変わります

将来利息がほぼ確実にゼロになる債権者もあれば、交渉しても一定の利率が残る債権者もあります。上の 77.8% は全体を平均した数字であり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。ご相談の際は、どちらの債権者にどれだけお借りかを伺ったうえで、見通しをご説明します。

まずはご相談ください

初回のご相談は無料です。ご依頼いただいた後はすみやかに受任通知を送付し、債権者からの督促を原則としてストップします。オンライン面談にも対応しています。

※ 上記はいずれも、当事務所で2025年8月〜2026年8月に成立した和解1,471件の実測値です。「将来利息のカット」とは、和解後に発生する利息がゼロになったものを指します。分割回数・月額・日数はいずれも中央値で、外れ値を除いて算出しています。結果は債権者や個別のご事情によって異なります。

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